Vol.2 1本ができるまで

私たちの会社グリーディーでは
「やりたい」を諦めない。
という想いを大切にしています。 

”Be greedy”に生きる 

わたしたちはもっと欲張っていい。
自分の欲求に正直にやりたいことがやれる。
今の環境を大事にしながら(手放さず)自分自身をストレッチする。
そんな人たちのストーリーを紡いでいきます。

はじめに、COO阿部楓子の天然回帰に込めた想いをシリーズで投稿します。
より天然回帰というブランドをみなさんに知っていただけるコンテンツとなっています。

Vol.2 1本ができるまで

グリーディー社は東北の素材や未利用資源を活用したアロマとバスコスメ商品の企画製造販売、
香りを使った企業ブランディングを手がけています。

9月に発売した「天然回帰シリ ーズ」。
県産の「霧杉」の精油を配合したシャンプーと
トリートメントは、
【杉の間伐材】を利用しています。

1本ができるまでの道のり はとてつもなく地道で、
さまざまな人と人とのつながりや協力で手間と
丁寧な工程を踏み、作られています。

開発は津山町森林組合様の協力をいただき、間伐材を山で回収するところから始まります。
間伐とは森林の健康維持のため に木々を間引く作業で、木々はより健やかに成長します。
従来、間伐材は廃材として扱われることが 多く、
川や山道にたまると水害などにもつながります。
回収後、鮮度の良い状態で蒸留するために枝葉の破砕作業をします。
この重要な工程は石巻市の山大様に行っていただいています。


その後に自社で蒸留し、ようやく 杉枝葉の精油が完成します。
50キロの素材から抽出できる精油はわずか180cc。

枝葉の精油はすがすがしいグリーンを感じる香りが特徴で、
杉をベースにローズマリー やラベンダーなどをブレンドし、
深呼吸したくなるようなウッディ系フレッシュハーブの香りを表現します。

私たち一人一人がなし得ることは小さな一歩かもしれません。
シャンプー1本ができるまでの過程は、
お客さまには分からないことが多いかもしれません。
この先もきれいごとや一筋縄ではいかないことが多いかもしれません。

ただ、この1本ができるまでに協力していただいた方や
社内外のメンバーが、一人でも欠けていたら
完成していないと私は断言できます。

だからこそ、大切に丁寧に 「当たり前」は
当たり前ではないことを伝えていきたいと思います 。

手に取った方が香りで癒やされながら、この取り組みから
環境や森林に少しでも興味関心を寄せ、
何かを動かす大きな循環の輪につながる日が来ると信じて。

※このコラムは石巻かほく内のつつじ野にて連載されました。

阿部楓子

グリーディー執行役員COO兼石巻スタジオ責任者。1990年9月、秋田市出身。東北学院大教養学部卒。仙台市の広告代理店を経て、2019年9月にグリーディー入社。2020年 4月から石巻スタジオ勤務。 趣味はサウナや温泉。南三陸町戸倉で夫、長女、長男、義理の両親と6人暮らし。

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今回登場した杉の間伐材を使用したシャンプー、トリートメントはこちらの商品です。
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