Vol.1 天然回帰
私たちの会社グリーディーでは
「やりたい」を諦めない。
という想いを大切にしています。
”Be greedy”に生きる
わたしたちはもっと欲張っていい。
自分の欲求に正直にやりたいことがやれる。
今の環境を大事にしながら(手放さず)自分自身をストレッチする。
そんな人たちのストーリーを紡いでいきます。
今回は、COO阿部楓子の天然回帰に込めた想いをシリーズで投稿します。
より天然回帰というブランドをみなさんに知っていただけるコンテンツとなっています。
Vol.1 天然回帰
天然回帰。私にとって思いの詰まった4文字です。
私の勤務する グリーディー社は創業が2017 年。
アロマの企画製造販売をメインにしながら、今年7月に石巻市で化粧品製造販売許可を取得し、 9月から全ての自社商品を「天然回帰」へとリブランドしました。
企業、施設などの香りのブランディングをはじめ、東北、宮城の 自然素材を使ったバスコスメ開発など、地域や生産者との連携で商品の一つ一つを小さな工房、石巻スタジオでつくっています。 また、仙台市青葉区二日町には 体験型のコンセプトショップも運営しています。
香りというものは 私たちの日常の中で、なくても いいけど あったら豊かになる、 意識せずとも深く根付いているもの です。
私が「香り」に特別な意味 を見いだしたのは、小さなきっかけからでした。 それは、幼い頃の記憶。
私の実家は代々の大工で、建築業を営んでおりました。 実家の隣には事務所があり、その近くには木を加工する作業スペースがありました。 木の独特の香りに、少しほこりっぽい空間。特に杉の優しい香りが風に乗って漂っていました。 その瞬間、ふわっと癒やされる感覚は今でも覚えています。
通学路の途中に咲くキンモクセ イの匂いや、雨上がりの湿った土の香り、 初めて香水をつけたときのドキドキ感。
香りは単なる嗅覚の刺激ではなく、心の記憶や感情を呼び覚まします。
天然回帰というブランドには、 東北の自然や、そこで生きる人の 思いを癒やしにつなげる、
天然の 香りの力、植物の恵みの力があると信じています。
誰でもいいわけではない、あなたにとって、日常と非日常をつなぐ架け橋として 天然回帰が寄り添えたら幸せです。
そして私にとって「天然回帰」とは、日常の中の特別な一瞬を感じ取る力を与えてくれた4文字です。
※このコラムは石巻かほく内のつつじ野にて連載されました。
阿部楓子
グリーディー執行役員COO兼石巻スタジオ責任者。1990年9月、秋田市出身。東北学院大教養学部卒。仙台市の広告代理店を経て、2019年9月にグリーディー入社。2020年 4月から石巻スタジオ勤務。 趣味はサウナや温泉。南三陸町戸倉で夫、長女、長男、義理の両親と6人暮らし。